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建設本部次長/現場所長 平井 孝男 Takao Hirai

現場所長の主なお仕事内容は?

お客様、設計事務所、協力会社の方からの意見や要望の調整を行い、無理のない工程を組み、設計図書と相違なく工事を進め、お客様に喜んでいただける品質の良い建物を提供するのが私の仕事です。
これに加え、現場の目標利益を達成するための原価管理も現場所長の重要な仕事の一つです。
現場所長という立場上、現場で働く協力会社に直接指示をするというよりも、部下の施工管理職を統括し、工事全体をマネジメントしています。

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現場で働く事で感じられる苦労や、喜び・やりがいは何ですか?

苦労と言えば、やはり自然には逆らえないということですね。
雨や雪など、天候によって工事に大きく影響が出てしまいます。当然ながら実際に作業するのは職人さんですので、そのような悪天候時に動いてもらうということは、私自身が若い時、親世代の方々に働いて頂くわけで、少なからず気苦労がありました。
また、現場所長に就いて 10 年程経ちますが、就任当初、職人さんにとって私は『何も知らないほんの若造』という存在だったことでしょう。しかし、私が歳を重ね、多くの経験を積むうちに段々とこちらの要望や指示なども聞いて頂けるようになりました。実際、職人さんに育てられた部分も大きいと思っています。時(経験)と共に互いの信頼関係を築けたことは喜びであり、そして何より励みとなっています。
喜び・やりがいですが、無事に竣工を迎え完了検査も終え、お客様から『良い建物を建ててくれてありがとう!』
と言う感謝の言葉が頂けたときは、その工事に関わった様々な苦労など忘れるほどの嬉しさと充足感があります。
また、100 年という歳月にも耐えうる建物を、全くのゼロから作り上げる訳ですから『地図に残る仕事』、ある意味『歴史を創る仕事』ということが大きな喜びであり、『やりがいの源』でもあります。

これからチャレンジしていきたいことや実現したいことはありますか?

現在、私が現場所長として携わっている建物は小学校と公民館が複合するという全国でも珍しい文化的複合施設です。殆ど例のない建物ですので、このような機会に恵まれたことに感謝しつつ、これからも新しいことに挑戦していき、多様な期待に応えていきたいと思っています。
特に、私自身個人としては、携わったことのない超高層ビルやスタジアムを建ててみたいですね。

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現場で働く上で求められる事は何ですか?

個人的な意見ですが、建設業界で働く上で重要なことは、何より『経験』ですね。現場実践型の仕事ですし、その現場状況というのはふたつと同じものはありませんからね。
『教科書で教わったことがそのまま現場で生きる』ということはほぼ無いと言っても過言ではありません。
建設に関わる様々な人とのコミュニケーションを通してこそ、多種多用な問題を解決する事ができるのです。
新人として入ってきた皆さんに心してほしいことは『聞く耳・尋ねる口』を持つことです。分からないことはすぐに質問し、教えてもらうことです。
先輩社員や職人さんに質問することは、自分自身の成長の助けとなります。
また、コミュニケーションというのはこの仕事においてはもちろん、ひいては社会生活を営む上でもとても大切な要素なのです。
職人さんの中には 10 代半ばという若さでバリバリと働き、現場で実践を積んでる方もいれば、70 代の大ベテランの方もいます。そのような幅広い年齢層の方々とコミュニケーションをとれることが重要です。
そこでしか学べないことはとても多く、そこで得た知識・経験は必ずやかけがえのない財産となるでしょう。

これから埼玉建興に入社したいと思っている方に期待することは何ですか?

何よりも『経験』が生きる仕事です。先ずはやってみないことにはその良さが分からないと思っています。
『石の上にも三年』という言葉があります。
古くさいようですが、とにかく辛抱強くやってみてほしいというのが一番です。
その先にやりがいや感動を味わうことが出来ます。私たちは『歴史を創る仕事』をしています。
その感動を共に味わうことが、私の期待するところあり、願いでもあります。